
不動産の賃貸利回りシミュレーター
賃貸物件の利回りと、費用を引いたあとのキャッシュフローを計算します。Cap Rateと5年後の利益も、住宅ローン、空室、取引費用を含めて確認できます。スライダーを動かすと数字がその場で変わります。
- 利回りを見積もる
- シナリオを比較する
- 根拠のある判断を
投資条件を設定
1. 物件と賃料
1年のうち借り手がつかない期間の割合
2. 費用
メンテナンス、共益費、オーナー負担の光熱費、小規模な修繕
3. 物件価格の上昇
計算結果
手取りキャッシュフロー
€1,130 / 月
€13,560 / 年
- 表面利回り
- 6%
- Cap Rate
- 4.5%
- Cash-on-Cash
- 4.3%
- 価格上昇
- 3%
5年間の予測
投資プロフィール
計算方法- 利回り
- 中程度
- Cap Rate 4.5%
- キャッシュフロー
- プラス
- 月€1,130
- 安全余裕度
- 高い
- 稼働率17%以上で収支ゼロ
- 価格上昇への依存度
- 中程度
- リターンの40%が価格上昇によるもの
主要指標(1年目)
- 賃料収入(総額)
- €18,000
- 空室による損失
- -€1,440
- 運営費
- -€3,000
- 純営業収益(NOI)
- €13,560
- 賃貸所得税
- €0
手取りキャッシュフロー
€13,560
€1,130 / 月
5年後の結果
- 物件価値
- €347,782
- 売却諸費用
- -€10,433
- 5年間のキャッシュフロー
- +€70,567
- 投下した自己資金
- -€315,000
最終的な利益
€92,916
5年間のROI: 29.5% · 平均して年5.7%
損益分岐点
- 必要な最低稼働率
- 17%
- 必要な最低賃料
- €272 / 月
計算に含まれないもの
- 為替レートの変動
- ローン金利の変動
- 通常の運営費を超える大規模修繕
- 売却時のキャピタルゲイン税
- 居住国での課税
- 家具と賃貸に出すまでの準備費用
担当者が特定の国の数字を確認し、ご予算に合う物件をご提案します
計算方法
このシミュレーターが使うのは、入力された数字だけです。市場データは取り込みません。そのため、結果の精度は賃料と費用の見積もり次第です。キャッシュフロー、利回り、損益分岐点は1年目の数字で、予測は5年分です。
キャッシュフロー
年間賃料から空室分を差し引きます。そこからさらに運営費、固定資産税、保険料、管理手数料を引いたものが純営業利益(NOI)です。次に賃貸所得税(NOIがプラスの場合のみNOIに課税)と1年分のローン返済を引きます。残った額が年間のキャッシュフローで、12で割ると月額になります。
利回り
表面利回りは、空室と費用を考慮する前の年間賃料を物件価格で割った値です。Cap Rate(キャップレート。NOIを物件価格で割った利回り)はローンの影響を受けないため、物件どうしの比較に向いています。Cash-on-Cash(自己資金に対するキャッシュフローの割合)は、キャッシュフローを投下した自己資金、つまり頭金と購入諸費用の合計で割った値です。現金購入の場合、頭金は物件価格の全額になります。
5年後の結果
物件価値は選択したシナリオで上昇し、賃料と費用は設定した年率で増えていきます。5年後には、売却後の自己資本を計算します。物件価値から売却諸費用とローン残高を引いた額です。これに5年分のキャッシュフローを足し、投下した自己資金を引くと最終的な利益になります。5年間のROIは、この利益を投下した自己資金で割った値です。
平均年利(IRR)
5年間のROIはお金が入る時期を考慮しませんが、IRR(内部収益率)は考慮します。投下した自己資金と、各年のキャッシュフロー、売却後の自己資本が釣り合うときの年率のことです。シミュレーターは年−99%から+100%の範囲でこの率を探します。この範囲に解がない場合(たとえばお金が出ていくだけの場合)は、平均年利は算出できないと表示します。
損益分岐点
最低稼働率は、キャッシュフローがゼロになるために1年のうち物件を貸し出している必要がある割合です。最低賃料は、設定した空室率のもとでキャッシュフローがゼロになる月額賃料です。1年中貸し出してもキャッシュフローがマイナスのままなら、その旨を表示します。
投資プロフィール
これはシミュレーター独自の目安で、市場の格付けでも投資助言でもありません。利回りはCap Rateが6%以上なら高い、4%から6%なら中程度、4%未満なら低いとします。キャッシュフローは、年間賃料の2%以内ならプラスでもマイナスでも「ほぼゼロ」とみなします。安全余裕度は、稼働率70%未満で収支がゼロになれば高い、90%超が必要なら低いとします。価格上昇への依存度は、5年間の価格上昇額と5年間のキャッシュフローを足し、そのうち価格上昇が占める割合で判定します。30%未満なら低い、60%超なら高いです。
よくある質問
Cap Rateと表面利回りの違いは何ですか?
Cap Rateは空室と費用を考慮し、表面利回りは考慮しません。表面利回りは年間賃料を物件価格で割った値です。Cap Rateは純営業利益を物件価格で割った値で、NOIは賃料から空室、運営費、固定資産税、保険料、管理手数料を引いた額です。そのためCap Rateが表面利回りを上回ることはなく、両者の差が空室と費用の分です。
住宅ローンはどのように計算されますか?
元利均等返済で、期間中は毎月同じ額を返済する想定です。1年分の返済額はキャッシュフローから、5年後のローン残高は売却価値から差し引かれます。頭金と金利は「住宅ローン」のブロックで、期間は詳細設定で指定します。将来の金利変動は計算に入れていません。
最終的な利益が価格上昇分より大きいのはなぜですか?
5年分のキャッシュフローも含まれるからです。最終的な利益は、売却後の自己資本(物件価値から売却諸費用とローン残高を引いた額)に累計キャッシュフローを足し、投下した自己資金を引いたものです。購入諸費用と売却諸費用は利益を減らします。キャッシュフローがマイナスの場合も同様で、利益が価格上昇分を下回ることがあります。
IRRとは何ですか?ROIがあるのに必要ですか?
IRRは、お金が入る時期を考慮した平均年利です。5年間のROIが同じ2つの物件でも、IRRは違うことがあります。1年目から賃料が入る物件と、利益のすべてが売却時に出る物件では、前者のほうがIRRは高くなります。IRRは年率なので、預金や債券の年利とそのまま比べられます。
特定の国の税金は計算に含まれますか?
含まれません。購入、保有、賃貸にかかる税金は国によって大きく異なり、納税者の区分にも左右されるため、特定の国の税率は入れていません。詳細設定では、固定資産税(年額)と賃貸所得税の初期値は0、購入諸費用は目安として物件価格の5%です。ご自身のケースの数字に置き換えてください。売却時のキャピタルゲイン税と居住国での課税は計算に含まれません。国別のガイドが出発点になりますが、正確な金額は税理士などの専門家に確認してください。
賃貸利回りはどのくらいなら良いと言えますか?
共通の基準はなく、国、物件の種類、ローン金利によって変わります。このシミュレーターの目安では、Cap Rate 6%以上が高い、4%から6%が中程度です。結果は代わりの運用先と比べてください。お使いの通貨の預金が物件のCash-on-Cashより高い利息なら、その購入は賃料ではなく価格上昇に賭けていることになります。




